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【医師コラム】顔のたるみやほうれい線の原因は骨にある?! 婦人科 太田博明先生
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今回は、婦人科医の太田先生がテレビに出演した際に好評だった
「骨痩せ予防について」ご紹介します🤗
骨痩せについて理解を深め、皆さんも骨美人を目指しましょう✨
骨痩せについての疑問🦴
Q.どのようにして骨が痩せるの?
A.からだの骨は、今ある骨を壊す細胞(破骨細胞)と新しく骨を作る細胞(骨芽細胞)が共同して働いて
新陳代謝が行われています。その働きに大きくかかわるのが、エストロゲンです。
エストロゲンは、破骨細胞を抑え骨芽細胞を活性化させる働きがあります。
エストロゲンが加齢やホルモン失調などで減少すると骨密度が低下し、骨がもろくなり骨折しやすくなります。
これを“骨粗しょう症”といいます。特に、閉経後の女性に多くみられ
60歳代で約5人に1人、70歳代で約3人に1人、80歳代で約2人に1人が発症し、
女性ホルモンの減少や老化と関わりが深いと考えられています。
Q.骨が痩せるとどうなるの?
A.顔の骨が痩せると顔を支える土台が縮小するため、その上にある組織が緩み、皮膚がたるみやすくなります。
皮膚のたるみとともに、ほうれい線やシワ、目の下のくぼみなど色々な変化が現れます。
顔以外にも腰や足など身体の様々な箇所に影響を及ぼします。
Q.骨を防ぐためにはどうすればいい?
A.減ってしまった骨を増やすより、骨が減らないように積極的に対策を行いましょう!
骨痩せ予防対策として、食生活の改善や適度な運動、禁煙など様々な対策があります。
(次回、簡単にできるトレーニングをご紹介しますのでお楽しみに♪)
Q.階段は効果がある?
A.足の骨に衝撃を与えるため、効果があります。
日常生活の中で、意識的に階段を選ぶようにすることで無理なく骨の健康を維持することができます。
無理のない範囲で階段を利用しましょう。なお、重力がかかる「下り」の方がはるかに効果があります。
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◆前回の医師コラムはコチラ
「 乳腺専門医のひとりごと 」
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婦人科 太田博明先生について 【診療時間 毎週木曜日9:00~11:30】
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次回の医師コラムは “骨痩せ防止トレーニング” をご紹介します!