お知らせ

  • お知らせ
  • はたらく職員

病院で働く作業療法士にインタビュー🚶🏻 この仕事を選んだ理由とやりがい

今回は、当院で働く作業療法士のAさんとMさんにインタビューを行いました!
患者さんの社会復帰を支える重要な役割を担う作業療法士(OT)
その仕事内容OTを選んだ理由やりがいについて、詳しくお話を伺いました🗣️

 

インタビュー

Q1: 病院で働く作業療法士(OT)は、どんな仕事をするんですか?

Aさん👩🏻(女性):
入院患者様一人ひとりの状態に応じて、病室や病棟、リハビリ室でのリハビリを行っています。


また、外来患者様へのリハビリのほか、カンファレンス事務作業にも取り組んでいます。
作業療法士は退院後も無理なく日常生活を送れるよう支援することが大切です。
そのため、着替え入浴調理動作など、生活に必要な動作の評価必要物品の提案も行っております。

 

Q2: 現在の職種を目指したきっかけを教えて!

Mさん👨🏻(男性):
自閉症の友人の存在があったからです。
障がいの有無に関係なく1人の友人として受け入れられる環境の中で生活をしていましたが、
子どもながらに社会には多くの偏見や壁があることに気づきました😞
その経験から、誰もが自分らしく人生を謳歌できる社会を作りたいと思い、
作業療法士として人の人生を支える道を選びました。

Aさん👩🏻(女性):
私が作業療法士を目指したきっかけは母の影響です。
母も作業療法士として働いており、小さいころからその姿を近くで見てきました👀


楽しそうにリハビリをする母笑顔で帰っていく患者様の姿に憧れ、同じ道を志しました。

 

Q3: これまでの作業療法士の仕事で印象的だったエピソードを教えてください。

Aさん👩🏻(女性):
2年間の育児休暇を終えて職場に復帰した際、以前担当していた患者様が
私のことを覚えていてくださり、「おかえり🤗」と温かい声をかけてくださいました。

また、ある患者様はリハビリ前には痛みが強く、不安定な歩き方🧑🏻‍🦯をされていましたが、
リハビリ後に「少し軽くなった、ありがとう😊」と笑顔で話され、歩行が改善された姿がとても印象に残っています!
このような、患者様との繋がりや日々の小さな変化が喜びにつながる瞬間こそ、この仕事のやりがいだと改めて感じました。

 

Mさん👨🏻(男性):
もっとも忘れられないケースは悪性脳腫瘍で余命宣告を受けている男の子を担当したことです👦🏻
その子に「リハビリでどんなことをしたい?」と聞いた時に「お母さんのために炒飯を作ってあげたい」と答えてくれました。
その子は脳腫瘍の影響で視野が狭まり、手も思うように動かせない状態でしたが、
環境を整えることで食材をカット🔪し、フライパン🍳を使って炒飯を作り、お母さんに食べてもらうことができました。

この経験は、私にとっての作業療法の本質であり、作業療法士としての指針になっています。

 

Q4: 長野病院の雰囲気を教えて!

Mさん👨🏻(男性):
当病院の自慢は、明るく温かい雰囲気です。
スタッフ同士の仲が良く、互いに支え合いながら働ける職場環境が、質の高い医療サービスにつながっています。

 

Q5: 今後の目標を教えて!

Aさん👩🏻(女性):
患者様に、より質の高いリハビリを提供できるよう日々専門知識の習得に努めて行きたいと考えています。


また、患者様・ご家族様をはじめ、看護師やソーシャルワーカー、医師など他職種とのコミュニケーションを大切にし、
しっかりと連携を図ることで、より良いリハビリテーションを提供できるよう取り組んでいきます!

 

 

 

 

当院には、作業療法士をはじめ、リハビリに特化した職員が在籍しています。
患者様一人ひとりの状態に合わせたサポートができるよう、様々なリハビリに対応できる環境を整え、皆さまをお待ちしております。

 

 

◆次回の〖はたらく職員〗もお楽しみに!