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【健康コラム】夏のジュース飲みすぎに注意!「ペットボトル症候群」とは?☀️🥤

みなさんこんにちは!
7月に入り、暑い日が続いていますね😵💦
岡山県は晴れが多く、長野病院がある総社市にも強い日差しが照り付けています🔅
こんな時に美味しいのが、冷えたジュース🍹
暑い季節には熱中症予防のため、水分補給が大事とは言いますが、甘いジュースの飲みすぎは、危険な症状を引き起こすことも…😮
皆さんは、「ペットボトル症候群」という体調不良についてご存じですか?
今回は、ペットボトル症候群と、夏に気を付けたい水分補給のポイントについてご紹介します。
ペットボトル症候群とは?
清涼飲料水ケトーシスともいい、糖分が多く含まれている飲み物を飲みすぎることで、急激に高血糖状態になり、糖尿病のような症状が現れることをいいます。
血糖値が高くなると、体が血液中の糖分を薄めようと水分を欲して喉が渇き、そこでまた甘い飲み物を飲んでしまうとさらに血糖値が高くなる…という悪循環に陥ってしまいます。
ペットボトル症候群の症状
🔺のどの渇き
🔺倦怠感・イライラ
🔺多尿
🔺腹痛・吐き気
*重度になると意識障害も…😵💫
ジュースに含まれている砂糖の量
画像の通り、清涼飲料水にはたくさんの砂糖が含まれています。
🔹炭酸飲料 500ml・・・角砂糖約17個分(50g)
🔹スポーツドリンク 500ml・・・角砂糖約10個分(30g)
🔹果汁100%ジュース 200ml・・・角砂糖約8個分(25g)
🔹フレーバーウォーター 555ml・・・角砂糖約9個分(28g)
*角砂糖1個を約3gとした場合
一見砂糖が少なそうな果汁100%ジュースや、見た目は水のように透明なフレーバーウォーターにも、意外と多くの砂糖が含まれていますね🤔
普段飲んでいる飲み物の糖分を、一度成分表を見てチェックしてみてください!
ノンシュガーでも飲みすぎ注意!
「ノンシュガー」と書かれているものにも注意が必要です⚠️
食品表示法では、「ノンシュガー」「シュガーレス」「無糖」「糖類ゼロ」という表記は、100ml当たりの糖類の量が0.5g未満であれば表記可能となっており、完全に入っていないわけではありません。
また、「低糖」「砂糖控えめ、少なめ」「糖類オフ」という表記は、飲料の場合、100ml当たり2.5g以下であれば表記可能になっています。
通常と比べて少なくはなっていますが、言葉のイメージと実際の内容にギャップがありますね😮
ペットボトル症候群の予防法3つ
①喉が渇く前に水分補給
一度に多くの量を飲むのではなく、寝る前、起床後、入浴前後など、タイミングを決めて水分補給を習慣化しましょう🕒
②水やお茶で水分補給
成人の場合は、食事以外で1~1.5Lの水分補給が目安です
カフェインやアルコールには利尿作用があるため、せっかく補給した水分が排出されてしまう可能性があります💧
カフェインを含む飲み物やジュースも適度に楽しめますが、たくさん飲む水分補給には、水やカフェインを含まないお茶を選びましょう。
体調がいつもと違うと感じたら、脱水症状を疑って水分を摂りましょう💁
③食事からしっかり水分をとる
特に野菜やフルーツを摂り、栄養と水分を摂取しましょう🥒🍎
朝に味噌汁を飲むと、エアコンで冷えた体を温めて免疫力を高め、水分も塩分も補給できておすすめです💪
おわりに
今回は、ペットボトル症候群についてご紹介しました!
熱中症が気になる季節は、普段の水分補給は水やお茶、運動した後はスポーツドリンク、ジュースは習慣的に飲みすぎないなど、上手に飲み分けて、脱水症状を防ぎましょう🌞
脱水症状時の水分補給として、経口補水液の作り方もご紹介していますので、あわせてご覧ください!
今までの健康コラムはこちら👇👇👇